こんにちは、yukkoです。
2020年の三重県の花火大会について書いています。
新型コロナウイルス拡大で中止は、増える一方ですね。
三重県に限らず全国的に中止が相次いでます。
まさかここまで広がるなんて思ってなかったです(>_<)
一部開催日が変更になり延期しているところもありますが、このまま開催されるといいのですが・・・
今回は、三重県鳥羽相差の天王くじら祭りが中止になりました。
鳥羽の相差の歴史や、見所などについて書いていきます。
鳥羽の相差天王くじら祭りについて
2020年の開催は中止となりましたが、相差天王くじら祭りは、大小の鯨みこしが町中をねり歩いた後、海女らに担がれ海に入るそうです。
夜は海の幸がふるまわれ、花火大会など町中が賑わい夜には約20分間花火が打ち上げがあります。
出典:kankomie.
相差の由来は?
渚の広い砂浜が広がっている土地であったので、”大砂津(おうさつ)” ”大砂洲(おおさす)”呼ばれていたのが変化したという説や、相差氏という有力者がこの地方一帯を治めていたのでそのように呼ばれるようになったという説があるとのこと。
出典:kankomie.
青い海が広がり綺麗ですね。
写真を見ているだけで癒されます(^^)/
相差は、海女と漁師の町
鳥羽の相差は、海女と漁師の町でもあり、相差というと海女さんのイメージが定着してるほど有名です。
年々減っている海女さんですが、長年の海女さんが多いので年齢も高いようです。

出典:kankomie.
伊勢志摩地域には約1,300人の海女が海女漁を営んでいます。
海女漁とは、素潜りで海に入り、あわび、さざえ、うになどの貝やわかめ、ひじき、あらめ、てんぐさなどの海草をとる漁法です。
日本の古書にも記述があるほど歴史がある日本の生活文化。相差は、海女が日本一多いと言われてます。現役で活躍できるのはなぜかというくらい。
それは、海女は自然を知り、自然を守りながら生業とし、たくましさや心意気を持ってるからです。海女漁のいいところもあわせてもつ危険なところから生まれた信仰の文化が今でも残っているからだそうです。
それは地域に根付く海女文化の一つでもあります。海女さんは全国に約2000人おり、うち約半分の1000人が、鳥羽市と志摩市にいますが、昭和53年には全国で9100人いたのが、2000人まで減少しているのが、今の海女の状況です。高齢化や、後継者不足とも言われてますが、何よりも資源のひどい減少に悩んでるようです。
海女文化の存続は、過去の伝統を主張するだけではなく、何よりも漁場に海藻が繁茂しアワビ・サザエが資源回復することにかかっているようです。
出典:kankomie.
相差 海女の仕事と生活
他にはトコブシ・イワガキなどの貝類、アラメ・テングサ・ヒジキなどの海藻類、そのほか、ウニ・ナマコ・タコ・イセエビなど。
アワビは岩にくっついており、素手ではなかなかはがすことが出来ないため、海女は「磯ノミ」と呼ばれるへらのような道具を使うそうです。
長さ・大きさは色々あり、場所によって使い分けていき、少し湾曲しているので、テコを利用しアワビを傷つけずに獲ることができるようです。
出典:kankomie.
現在では色々工夫され、視界の広い一つメガネが主流になってるようです。
獲った物を入れたり、つかまって休んだりするためのもので、かつては桶や樽を利用していましたが、やがて{タンポ」というゴムの浮き輪になったようです。
これは直径60センチ前後の浮き輪の内側にスカリ(獲物を入れておくための網袋)が付いたもので、近年はゴム製から発泡スチロールに変わってきました。
出典:kankomie.
浜辺には仲の良い海女同士が数人で利用する海女小屋(かまど)が建てられています。
中央に火をたく”かまど”があり、暖をとれるようになっているようです。
海女は、漁期には1日数回海女小屋を訪れ、海で冷えた身体を暖めたり、着替え、昼食、休憩などに利用しています。
気の知れた仲間と他愛もない話をしなが らゆっくり休むひとときは、忙しく働く海女にとって心和む楽しい時間です。
出典:kankomie.
相差には「石神さん」で願いが叶う神社
鳥羽の相差には、女性の願いを一つ叶えてくれるという神明神社「石神さん」が有名です。
最近は、パワースポットとしても有名になりました。
石神神社 出典:toba-osatsu.
私は、もう随分前になりますが、平日に行ったので空いていました。

守り袋に描かれた模様は「ドウマン・セイマン」と言われ、古くより海女が磯着に魔除けのおまじないとして記してきたものです。私も、当時購入しました(^^)/

石神さんは、女性の願いを必ず一つ叶えてくれる?

気になる人がいるならオススメの「石神さん」
〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1385
0599-33-7453 (相差海女文化資料館)
2020年鳥羽相差天王くじら祭りのまとめ
○ 2020年鳥羽の相差天王くじら祭りは中止
○ 渚の広い砂浜が広がっている土地であったため、”大砂津(おうさつ)” ”大砂洲(おおさす)”呼ばれている。
○ 伊勢志摩地域には約1,300人の海女が海女漁を営んでいます。
○ 相差は、神明神社の境内にある「石神さん」が女性の願いを必ず一つ叶えてくれるというパワースポットである。
本当に残念ですが、2021年は、開催できるといいですね(^^)/